「必要なことは、すべて子どもたちが教えてくれた」
初めてカメラを買ったのは二十歳の時。
変わりゆく街の記憶を記録するためでした。
新しいビルが立った時、そこには何があったのか?
それを覚えておくために。
世にデジタルカメラはありましたが、手にしたのはフィルムのマニュアルカメラ。
幸いにして、この面倒くさいカメラおかげで、カメラの基本的な知識が身につきました。
「人」を撮り始めたのは親になってから。
子どもの成長とともに、カメラの使い方も上達し、だんだんと思うような写真が撮れるようになってきました。
何気ない日常の中にあふれる成長の一瞬一瞬を、たくさん残すことが出来ました。
せっかくだから、これをもっと活かしたい。
写真は決してハレの日だけのものじゃない。
何気ない日常にこそ最高の瞬間がある。
カメラ向いてなくてもいいし、泣いててもいい。
その瞬間を残してみませんか?